どんぞこから

ほぼ、ひとりごと。

一年前にわたしを苦しめたあの女を

近くで初めて見た。


わたしよりもかなり若い。

背も低い。


彼はこの女に一瞬でも揺らいだ。


最低女。


遠くから睨んでみた笑


わたしのこと知らない。

わたしがこんな思いでいるのももちろん知らない。

くそ女。

若いだけの女。


結局あの時彼はわたしを選んだ。


驚きと喜びを感じていたけど、

しこりは残ったままだった。


彼と同じ職場。

同じ趣味。

住んでるとこも近い。


わたしは振られるはずだった。


あの時終わらせてもよかった。

と、思う。


一年前

今年より暑くなかったのに

何にも食べれなかったな。

顔もこけていろんな人に心配された。

誰にも相談できなかった。

辛かったね。

それでも乗り越えた。


そもそも彼と一緒にいられることはなかったのに、期待したわたしがバカだった。


もう過去は過去。


仕方ないよ。


彼自身のこと、

やっぱり嫌いにはなれない。


ただ

いつか

無関心になれる日がきてくれたら

いいのに、て願ってる。


とりあえず

趣味の方はあの女に勝ってるし

あの女は選ばれなかったし

わたしはあの女に勝ったんだ。


辛かったけど

わたしは乗り越えた。


今も切ない気持ちは出てくるけど

悲しくはない。

辛さもない。


時間薬。


誰にも相談できなかったのに、

一人で抱えて

一人で乗り越えて

よくやったよ!